コケを出さない

顧問のタナカカツキです。

 

 

 

 

顧問はサウナに通い始めて、およそ6年ほどが経ちました。
その間に、自分でも驚くような変化を感じています。
たとえば、風邪をひく回数が激減し、小学生の頃から悩まされていた鼻炎もすっかり治まりました。
また、背中にできていた吹き出物も消えて肌がつるつるになったのです。
このまま10年、20年とサウナに通い続けたら、一体どんな姿になるのでしょうか。
もしかすると、健康そのものの“つるつる老人”になってしまうかもしれません。
少しばかり気味が悪い気もいたしますが、それほどサウナには大きな効果があるようです。

 

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一方、水草水槽を始めてからはおよそ5年になります。
5年も続けていると、ほとんど新しく買い足すものがなくなることに気づきました。

 

 

 

 

というのも、水草水槽の出費は主にセットアップ時に集中しており
必要なものは続けるうちにすべて揃ってしまうからです。
また、水草自体も増えますし、新商品が出ると必要もないのに
つい欲しくなりそうになることもあります。

 

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さらに、5年も続けていますと、維持管理にも自然と慣れてきます。
これまでに大小さまざまな失敗を経験し、そこから得た知識と工夫によって
水槽にコケがほとんど生えなくなりました。
水草たちはいつもイキイキと美しい姿を見せてくれます。

 

 

 

 

このような状態は非常にありがたいことです。
かつてはコケの発生に大いに悩まされ、アオミドロや藍藻(コケではありませんが)
などにも苦労しましたが、最近ではほとんど見かけなくなりました。

 

直接的な原因ははっきりとは分かりませんが、私がコケを抑制するために実践していることを
いくつか挙げてみます。(あくまで私自身の水槽環境下での対策です)

 

 

 

 

魚にエサをあげない

まったく与えないのは問題かもしれませんが、実際のところ、極めて少量でも魚の数が減ることはありません。魚種にもよると思いますが、エサの与えすぎはコケを発生させる要因になりがちです。そのため生体数もできるだけ少なく保つようにしています。

 

 

肥料を与えない

栄養系ソイルから得られる養分だけで十分と考えています。私はADAのニューアマゾニアを使用しておりますが、パワーサンドは使いません。ただし、水草の色が抜けてきた頃合いを見計らって、マルチボトムを底床に少し施肥しています。

 

 

 

 

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水草をたくさん植える

セット初期は富栄養状態になりやすく、コケが発生しやすいものです。そこで、有茎草をメインにできるだけ多くの水草を植えて、コケの発生を抑えています。

 

 

換水

週に一度の換水を欠かさないようにしています。換水こそが最高のメンテナンスと考えているからです。初期セット時は毎日換水を行います。

 

 

コケ取り生体

ヤマトヌマエビオトシンなどを多めに導入しています。ただし、これらの生体が水草を食害したり、引き抜いたりすることもありますので、注意が必要です。

 

 

 

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照明時間

1日8時間以上は照明をつけないよう心がけています。また、夜間は完全に暗くし、外光も入れません。コケが出てきた場合は、照明時間を4時間程度に短くします。まったく照明をつけない日があっても、長期間でなければ水草には大きな影響はないと感じています。

 

          

 

 

ほったらかしにする

むやみに手を入れて水槽内を掻き回さないようにしています。トリミングも一度に大幅に行わず、日にちを分けて少しずつ行うように心がけています。

 

 

 

 

硬度を気にする

石を入れすぎるなどして硬度が高くなると、水草が育ちにくくなるように思います。ただし、まったくコケが出ない水槽というのは、かえって貧栄養になりがちです。2週間ほどでガラス面にうっすらとコケが付くくらいのバランスを保つようにしています。

 

 

 

 

 

             

 

以上が、本日お伝えしたかった内容になります。

 

 

 

 

最後にコマーシャル。

 

 

 もっともっと水草水槽のことを知りたい!

 

 

 

 

 

 

どうぞ今後とも、サウナ生活と水草水槽ライフを存分にお楽しみくださいませ。