心をつかむカタチ

顧問のタナカカツキです

 

 

 

 

本日は印象に残るカタチについてのお話です。

 

水草水槽のレイアウト、コンテストにおいて
影のカタチの重要性は散々お話ししてきましたが

 

 

 

 

このなにもない空間

 

ただの空間ですが、このなにもない空間こそが
見るものの印象を残します。
余白の美学です。

 

 

 

 

むしろ、影の部分同様
この空間を活かすように水草や立木石などをレイアウト
して行きます。

 

こちらの画像は、去年、マックス先生の
やや極端な印象づけのある影の造形デザイン

 

 

 

 

余白になった空間にもデザイン上の配慮があります。

 

  

奥から手前に流れてくる雲の造形
あるいは、逆さまになった清流の造形
私たちが自覚できずとも印象付けるのです。

 

 

 

 

心をつかむカタチのポイント
  1. シンプルさ: シンプルで分かりやすいデザインは、視覚的にも心理的にも受け入れやすい。
  2. 対称性: 対称的なデザインは、調和と安定感を生み出し、美的に魅力的に感じられる。
  3. 黄金比: 黄金比を用いたプロポーションは、自然界にも存在し、美しさと調和を感じさせる。
  4. 色彩: 適切な色の組み合わせは、感情を喚起し、イメージを効果的に伝えることができる。
  5. 曲線: 曲線的なフォルムは、柔らかさや優しさを感じさせ、人々を引き付ける。
  6. ストーリー性: デザインに物語性を持たせることで、共感や感情的な結びつきを生み出せる。
  7. 独自性: 他との差別化を図り、独自のアイデンティティを確立することで、印象に残りやすくなる。

 

これらの要素を組み合わせ、バランスを取ることで
心をつかむカタチを作ることができます。

 

 

 

 

余白へのアプローチは
その他にも様々なアイデアが考えられますが
今回はこの辺で!