顧問のタナカカツキです
本日は印象に残るカタチについてのお話です。
水草水槽のレイアウト、コンテストにおいて
影のカタチの重要性は散々お話ししてきましたが
このなにもない空間
ただの空間ですが、このなにもない空間こそが
見るものの印象を残します。
余白の美学です。
むしろ、影の部分同様
この空間を活かすように水草や立木石などをレイアウト
して行きます。
こちらの画像は、去年、マックス先生の
やや極端な印象づけのある影の造形デザイン
余白になった空間にもデザイン上の配慮があります。
奥から手前に流れてくる雲の造形
あるいは、逆さまになった清流の造形が
私たちが自覚できずとも印象付けるのです。
心をつかむカタチのポイント
-
シンプルさ: シンプルで分かりやすいデザインは、視覚的にも心理的にも受け入れやすい。
-
対称性: 対称的なデザインは、調和と安定感を生み出し、美的に魅力的に感じられる。
-
黄金比: 黄金比を用いたプロポーションは、自然界にも存在し、美しさと調和を感じさせる。
-
色彩: 適切な色の組み合わせは、感情を喚起し、イメージを効果的に伝えることができる。
-
曲線: 曲線的なフォルムは、柔らかさや優しさを感じさせ、人々を引き付ける。
-
ストーリー性: デザインに物語性を持たせることで、共感や感情的な結びつきを生み出せる。
-
独自性: 他との差別化を図り、独自のアイデンティティを確立することで、印象に残りやすくなる。
これらの要素を組み合わせ、バランスを取ることで
心をつかむカタチを作ることができます。
余白へのアプローチは
その他にも様々なアイデアが考えられますが
今回はこの辺で!