あけましておめでとうございます!
部長のマックスです。
2010年の10月からスタートした水槽学部ですが
早いもので、7回目の正月を迎えることができました。
いつも支えてくれる皆様、ありがとうございます!
応援してくれる皆様、今年もよろしくお願いします!
引き続き
「新しい表現の探究を美大がせずしてどこがするのだ!」の精神で
活動に励んでまいります。
2017年最初の記事は
「学校水槽メイキング2016」から始めさせていただきます。
まずは昨年度の作品を振り返って
今年制作を進めるにあたっての課題を見つけていきたいと思います
昨年度作品
2015年世界ランキング229位
Aqua Design Amano Co.,Ltd.
ブログを読んでいただいている皆様はご存知かと思いますが
コンテストの審査項目は下記6項目
「生息環境の再現」(50点)
「長期維持の可能性」(10点)
「技術点」(10点)
「オリジナリティと印象度」(10点)
「自然感の演出」(10点)
「構図と水草の配植」(10点)
計100点満点
付加点として
「ベストアクアリウム」(10点)
となっています
コンテスト出品にあたって
審査項目への意識が大切だと思っているので
あらためて確認させていただきました
昨年は見た目の印象こそが最重要項目と考え
「オリジナリティと印象度」に重心を置いて制作していきました
スケッチから
スケッチ:カツキ顧問
発泡スチロールを使って
カッターで切り出し
1/3縮小模型を制作した
スケッチから立体模型を制作する技術
小石をつなぎ合わせる事によって
石柱を作り
それをブリッジにして繋げるという
石組みの技術
ミスト式での作品制作など
次にどこで使ったらいいのか分からない
履歴書に書けない技術と経験を大量に吸収する
実り多い1年となりました
結果、見た事のない作品にはなったのですが
Aqua Design Amano Co.,Ltd.
心に強く訴えかける作品にはならず
順位も229位と
いまいち振るいませんでした
その原因として
コンテストで重要とされる
「生息環境の再現」や「自然感の演出」など他の項目への意識が欠けていたのではと考えました
そこで今年は
「オリジナリティと印象度」を大切にしながらも
「生息環境の再現」や「自然感の演出」を中心に
他の項目も意識した作品づくりを心がけて制作していく事にしました。
人の目を喜ばせつつ
魚にとって心地良い棲家(暗がり)をデザインする
テーマは
「グッとくる魚の棲家」のデザイン
「グッとくる魚の棲家」をデザインするために
今回、参考にしたのが
フィールドワークで年に何度も訪れる
京都北部に流れる清流
メイキングなのに
全然作り始めないまま
続きます