こんにちは、部長のマックスです
「学校水槽メイキング2016 探究1」からの続きです
昨年の反省を踏まえ「オリジナリティと印象度」だけでなく
「自然感の演出」「生息環境の再現」などにも意識を広げた作品にするべく
「グッとくる魚の棲家」をテーマに制作を進めます
今回、参考にしたのが
フィールドワークで年に何度も訪れる
京都北部に流れる清流
山間部では気候の変化が激しく
川の水量の増減も激しく変化します
山間部の川岸で多く見られるのが
増水時に土が削り取られ
根がむき出しになった岸辺の風景
普段は隠れて見えない根が顔を出し
その根が暗がりを作り出しています
その姿は
自然の大きな力に翻弄されながらも
力強く生きようとする植物の生命力を感じさせ
さらには、外敵から身を守る砦のようでもあります
この造形こそ
人の目を惹きつけ
かつ、
魚が落ち着いて暮らす棲家になるのではと考え
今年の作品のモチーフにする事に決めました
カツキ顧問によるスケッチ
ここから
根と向き合う時間がはじまりました
続きます