こんにちは顧問のタナカカツキです。
世界水草コンテスト、今年も、もちろん参加予定です!
ランキング、順位も気になりますが、
楽しみはなんといっても世界のトップレイアウターの作品が
一斉にお披露目されるということ。
とくに、香港の水草レイアウト集団CAUの作品は
今年もやってくれることでしょう!
楽しみやーー!
CAUのデイブ・チョウさんの作品はほんま凄いで!
コレ とか、コレ
コンテストでは、主催メーカーであり審査員の天野社長に
「流木の曲線がきつすぎるため自然観の観点から違和感がある」と
2010年はランキング18位とふるいませんでしたが
このありえない曲線の違和感こそ私たちを惹きつける!
と、私は思っています。
大好きな作品です。
自然より自然を感じる。
この奇っ怪さ、力強さ、理解を超えた不気味さ、溢れる生命感
美醜!
癒しや慰めなんかではない
抽象化された大自然!
えげつないネイチャーを表現しとりますやんかー!
って叫びたい!(小声で)
芸術作品の価値はそこにあるのではないでしょうか?
「おまえはアマゾンに何回行ったんだ!」と天野社長
「ゼロ回です!」と、私。
だんみだあ~~
実存主義なんですよね。
人間の創作は単なる自然の模倣だとつまらないと思います。
自然に対し謙虚な気持ちは必要だけど
自然の奴隷になってはいけない(さらに小声で)
これは「自然が作った造形、だとか、不自然な造形」とか、
そんな人間の観念を超えてくるのが「自然」というものではないですか?
(と、さらに小声で、ほとんど口パクで)
当時、私はこのデイブ・チョウさんの作品を見て
目が醒めるようでした水草水槽の世界…
これはちょっと…本気でやってゆきたい!
と鼻息荒く腕まくりしたもんです。
世界水草レイアウトコンテスト
四角いフレームの中で
これほどピュアに競い合っている場所がほかにありますかね?
美術家の、とっくの昔にやらなくなった表現が(伝統工芸、いけばななどは別にしても)
この時代にアクアの世界から再燃してきたことを
とても面白く感じております。
デイブ・チョウさんのドローイングとサイン↓
ちなみに、日本の水草レイアウト集団CAJの作品も
今年は、やってくれそうですぜーーー!