コケの対応

こんにちは顧問のタナカカツキです。

         

 

 

 

今日はコケの話。

 

 

水草水槽はコケとの戦いである、といわれたりします。

 

養分系ソイルを使った場合、水中には養分がアホほど存在しています。
養分は水草も育てますがコケも育てます。
コケの養分を奪い切るほどたくさんの水草が繁茂していればいいのですが
このように水草が少ないと、養分が余りコケに回されます。

 

     

 

 

 

 

エビに食べてもらう方法もありますが…(けっこうキレイに食べてくれたりする)

 

         

 

コケを食べてくれる生体を入れても根本的な解決にはならず
食べきれないほどコケがでまくった場合は人の手でとるしかありません。

 

 

 

旅行なんかに出かけて、帰ってくると目を覆いたくなるような状態に!

うわーん!コケだらけ~!

 

 

癒されるはずの水槽がストレス水槽へ
ってのは、水草水槽あるある です。

 

このように、私も何度かコケを体験しましたが
結局思うことは
恐れることはない、コケはいつのまにかいなくなる。
ということです。

 

コケには根がない
根を張らない           
毎回、いつの間にかいなくなります。

 

水草が水槽いっぱいに繁茂し、強い水ができあがると
コケはいつのまにか消えています。

 

 

 

 

以下、対応策↓

 

 

気長に待つことが大切。

手でとれるコケは手でとって、アホほどこびりついてどうしょうもなくなった草は思い切って捨てることです。
時間がたてばソイルの養分流出もおさまり、水槽内には水草だけが必要とする養分がバランスよく存在するようになります。

照明の時間を減らす(4時間くらいに)

完全遮光するという手もありますが、個人的体験ではあまり良い結果がでたことはありません。
環境を激変させるのは好転しないと感じます。
毎日、手をつっこんで水槽内をいじるのも水質が安定しない原因と考えられます。
安定しないからコケも出る。コケがでるから手を入れる→安定しない→コケが出るの悪循環

気長にかまえるのがよさそうです。

換水が一番効果あります。

水草は自生地では常に新しい水にさらされています。
ある程度の生体を入れてやることも、生態系サイクルには必要ですよね。
ただしエサはすごく少なめに。

 

セットから3ヶ月もすれば、水はド透明のコケ知らず
スーパー安定期をむかえ生きた絵画と化します。

 

 

 

室内空間に水流にたなびく緑、こんなことができる時代サンキッス! 

 

 

 

 

 

本日は以上でーす。

 

 

 

 

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