こんにちは、部長のマックスです
前回、「学校水槽メイキング2016 探究2」からの続きです
「グッとくる魚の棲家」をデザインするために
モチーフとしたのが
増水によって土が削り取られ
むき出しになった岸辺の根
スケッチを元に
制作していきます
スケッチ:カツキ顧問
まずは
いつもの様に
ペナック(おまじない)
サラサラ
袋入り軽石
ポンポンッ
大まかに土台となる石を組んでいきます
トントントンッ
毎年繰り返される立ち上げの作業は体に染み付いているので
流れるように進んでいきます
石の質感の方向や配石方法で
影をデザインしていきます
自然感を意識し
消失点に向かって目線を誘導する流れを演出
最終的にはほぼ見えなくなる箇所ですが
こういう土台づくりへのこだわりが良い作品づくりにつながると考えます
このあたりも同じみの作業ですが
石の間に綿
ソイルもれ防止 バクテリア繁殖領域確保
積み上げた石の上に
流木を配置
風雨に耐えるべく
力強く岩を抱きかかえ
水や養分を求めて
枝分かれし広く伸びてゆく
たくましく生きているであろう植物の姿を想像しながら
根をデザインしていきます
根のデザインは
市販の流木と山で採集した倒木の根を組み合わせて行なっていきます
水中ボンドを使って接着し
固まるまでテープで固定
調整の必要があれば
引き剥がし
位置を修正し
再度、接着
試行錯誤を繰り返しながら
密度をどんどん上げていきます
それを2ヶ月ほど続け
根の密度によって
水槽に入れた手が抜けなくなったら
筆を置くサイン
根のデザイン
完成
次回は
植栽し、ミスト管理していきます
続きます