マックス自宅水槽メイキング2021 その1

こんにちは、部長のマックスです

 

 

 

 

カツキ顧問のメイキングに引き続き
これから数回に渡り
今年の作品のメイキングをお送りさせていただきます
よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

IPLAC2021に出品したのは
こちらの作品

 

© Aqua Design Amano Co.,Ltd.

世界ランキングは244位でした

 

 

 

 

昨年同様に、作業工程に関しては
カツキ顧問と重なる所も多いので
制作に入る前や制作中の心の中(思考の過程)を中心に
お届けさせていただきます

 

 

カツキ顧問もメイキングに書かれてましたが
僕個人の作品の制作に関しても同様に
印象に残る新鮮な造形イメージを作るべく
まずは着想探しからスタートしました

 

 

新鮮な造形イメージを探っていく方法は
既存のものを組合せたり加工したり
他の領域からインスピレーションを受けたり
いろいろな方法があるかと思いますが
今回は新しい発見を求めて
「人がやっていないポイントを見つける」
という方法をとる事にしました

 

 

人がやっていないポイントを見つける事ができれば
それが足がかりとなり
新鮮な造形へのアイデアが広がっていくのでは
という考え方です

 

 

そんな視点を持ちながら
しつこく過去作をリサーチしていくと

 

あるポイントに気づきました

 

 

 

 

水面(天井)が完全に埋まっている作品はない!w
このポイントを追求すれば独創的な表現になるのでは!
と思ったのですが
冷静になって考えてみると

 

 

 

水面は作品の最大の見せ場といっても良いし

 

水面のキラキラは僕の大好物です

 

 

水面にモノを配置すると
植物を育成するための光が行き届かない可能性があるし
水面に大きなモチーフを配置するとなると
どうやって配置するのか
(天井はめちゃめちゃ重くなりそう)
前例がないのでやり方が分からない……

 

 

水面を完全に埋めてしまうレイアウトについて
考えを巡らせていった結果
そのようなレイアウトをやる理由がひとつもみつからない!
むしろ、やっちゃダメ!
となったのですが。。

 

 

好奇心旺盛おじさんとしては
やっちゃダメ!
理解ができない!
やり方が分からない!
このポイントの先に
なんだか新鮮な造形イメージが隠れているような気がして

 

そして
その新鮮な造形イメージの周辺に
何か面白そうの匂いを感じて

 

 

このおバカな着想をベースに
水面を完全に埋めるレイアウトについて
考え始めました

 

 

 

 

つづきます