前回のつづきです。
顧問のタナカカツキです
本日もよろしくお願いいたします。
ソイルもすべて取り出して
水槽を磨きます。
ガラス製品は磨けばピッカピカになるから大好き!
ガラス磨きってのは、心身と直結しています。
ピッカピカになれば清々しい気持ちになる。
どうしたってなっちゃう。
透明になったキャンバスでまた新しい絵が描けることを思えば
脳からモルヒネみたいな快感成分が出てくる。
中毒症状!
中毒だから、他人からみればめんどくさそうな作業も
本人はただ気持ちいいだけなのです。
さて、ガラスにこびりついた白いカルシウム的なものは
3Mのラッピングフィルムシート、メラミンスポンジなどでキレイに落ちます。
その際はガリガリと強くやってはガラスにキズがつくので、やさしくこすって落とします。
クエン酸や食酢を使ったり、木酢液を使用する方法もありますが
結局のところ、フィルムシートが一番楽。
次はバックスクリーン。
青のグラデをプリントして、ハレパネに貼りつけます。
市販の水槽用バックスクリーンは単色モノ、写真素材みたいなものしか売ってないんですよね
(あれ、なんであんな野暮ったいものしかないの?)
背景が黒や青単色ってすごい違和感があります。
自然界の背景って単色じゃないもん、必ずグラデーションになってるもん。
それが美しいんだもん。
撮影すればライトの加減でグラデになりますが
普段の見た目もぜひ青のグラデーションであってほしい!
![](https://kaerucafe.heteml.net/seikasuisoubu/wp-content/uploads/2018/10/スクリーンショット-2018-10-02-6.06.46.jpg)
水槽メーカーさん早く商品化してください!
世の中に無いものは工作するしかない。
グラデのデータを作ってプリンターで出力。
出力した紙をハレパネに接着。防水じゃないので、その場しのぎ。
水槽を所定の場所に設置。
底面にはお決まりのペナック、バクターなど。
軽石ドーン!
底床には新鮮な酸素が行き渡るように通水性よく、多気孔の軽石でスカスカ空間にしておきたい
大事なバクテリアの住処。
軽石の上に園芸ネットをのっけて
ソイルをザザザー!
去年買ったまま忘れてたニューアマゾニアを一袋と半分。
石や流木は入れません。
絵の素材となる水草を美しく育成するのが目的。
注水
これまたお決まりの袋でソイルの巻き上がり防止。
植栽ザクザクザク!
あっというま!
パレット水槽なので、完成予想のスケッチ画はありません。
水草の光量の要求度と、色彩のバランスで植栽。
最初から水草多めに植栽すれば、ムダなコケを出さずにすみます。
前景草はニューラージパールグラスを試してみます。
もっとたくさん植栽したいところですが、とりあえずこんなもんで。
2度ほど換水。まだ少し濁り気味。pHは6.0をきったらまた換水します。
(こちらの水道水はpH7.2くらい)
ろ過器、CO2機器を取り付けて完了。
以上、経過は追ってご報告
ありがとうございました~~~~~~~~~~~~!