90センチスリム水槽リセット 後編

前回のつづきです。

 

 

 

 

顧問のタナカカツキです
本日もよろしくお願いいたします。

 

 

ソイルもすべて取り出して
水槽を磨きます。

 

 

ガラス製品は磨けばピッカピカになるから大好き!
ガラス磨きってのは、心身と直結しています。
ピッカピカになれば清々しい気持ちになる。
どうしたってなっちゃう。
透明になったキャンバスでまた新しい絵が描けることを思えば
脳からモルヒネみたいな快感成分が出てくる。
中毒症状!
中毒だから、他人からみればめんどくさそうな作業も
本人はただ気持ちいいだけなのです。

 

さて、ガラスにこびりついた白いカルシウム的なものは
3Mのラッピングフィルムシートメラミンスポンジなどでキレイに落ちます。
その際はガリガリと強くやってはガラスにキズがつくので、やさしくこすって落とします。
クエン酸食酢を使ったり、木酢液を使用する方法もありますが
結局のところ、フィルムシートが一番楽。

 

 

 

 

次はバックスクリーン。
青のグラデをプリントして、ハレパネに貼りつけます。
市販の水槽用バックスクリーンは単色モノ、写真素材みたいなものしか売ってないんですよね
(あれ、なんであんな野暮ったいものしかないの?)

 

背景が黒や青単色ってすごい違和感があります。
自然界の背景って単色じゃないもん、必ずグラデーションになってるもん。
それが美しいんだもん。
撮影すればライトの加減でグラデになりますが
普段の見た目もぜひ青のグラデーションであってほしい!

 

水槽メーカーさん早く商品化してください!

 

世の中に無いものは工作するしかない。

 

グラデのデータを作ってプリンターで出力。
出力した紙をハレパネに接着。防水じゃないので、その場しのぎ。

 

 

 

 

水槽を所定の場所に設置。
底面にはお決まりのペナック、バクターなど。

 

 

 

 

 

軽石ドーン!
底床には新鮮な酸素が行き渡るように通水性よく、多気孔の軽石でスカスカ空間にしておきたい
大事なバクテリアの住処

 

 

 

 

 

軽石の上に園芸ネットをのっけて

 

 

 

 

 

ソイルをザザザー!
去年買ったまま忘れてたニューアマゾニアを一袋と半分。

 

 

 

 

 

石や流木は入れません。
絵の素材となる水草を美しく育成するのが目的。

 

注水
これまたお決まりの袋でソイルの巻き上がり防止

 

 

 

 

 

植栽ザクザクザク!
あっというま!
パレット水槽なので、完成予想のスケッチ画はありません。
水草の光量の要求度と、色彩のバランスで植栽。
最初から水草多めに植栽すれば、ムダなコケを出さずにすみます。
前景草はニューラージパールグラスを試してみます。

 

もっとたくさん植栽したいところですが、とりあえずこんなもんで。

 

 

 

 

2度ほど換水。まだ少し濁り気味。pHは6.0をきったらまた換水します。
(こちらの水道水はpH7.2くらい)

 

ろ過器、CO2機器を取り付けて完了。

 

 

 

 

以上、経過は追ってご報告
ありがとうございました~~~~~~~~~~~~!