顧問のタナカカツキです。
私が最初に水草水槽の水景画像を見たのは
ネットで調べものをしていたときでした
たぶんその画像はADA天野さんの作品で
あるいは、ADAの世界水草レイアウトコンテストの作品か
どこかの森、あるいは草原のような水景画像だったと思います。
今でもその時のインパクトは忘れません
私は最初にそれを見た時に大笑いしたんですよね。
感動しつつ、笑いました。
けっこう息ができなくなるくらい。
水槽って普通は金魚とか熱帯魚が泳いでるだけ…
そこに、草がちょろっとあれば
なんとなく見栄えも良い、みたいな
なのに、その水景画像は
脇役であるはずの植物が高密度で植栽されていて
ある一つの景観をなしている
そしてなんと、水槽には魚がいない!
水槽で背景を育ててるのー!ってなって
笑いました。
(あとでよく見たら小さい魚が数匹いたのですが)
私は「笑い」から水草水槽のせかいへ
入門したんですよね
今は真顔で水草を植栽したり
研究者のように水質を測ったり
ときには造形家のように石や流木を組み上げながら
骨組みをつくったりしておりますが
一つの水槽作品を完成させたあとは
なんとなく笑ってみるようにしています。
バカすげえなあーって
自然とそういう気持ちになったとき
作品は完成します。