人工的であるということ

顧問のタナカカツキです。

 

 

 

 

都市生活を離れ、田舎暮らし。
農業をはじめたり、文明から距離を置いた、第二の人生をはじめる方がおられます。

 

 

 

 

顧問はまったく関心がありません。

 

 

 

だって、文明大好き!
シティーライフ大好き!新しいものが好き!

 

 

 

田舎へ行くなら、最新テクノロジーと一緒に行きたいものです。

 

 

 

かといって、近年のネットゲームやアプリ、デジタルだけのコンテンツ
頭だけで考えるだけの世界にはもう心奪われない。
加齢による症状なのか、意識はどうしても「自然」や「環境」に向いてしまいます。

 

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自然すぎること、「自然そのもの」にも、どうも尻込みしてしまいますが。

 

 

 

 

水槽学部では、「水、バクテリア、水草、流木、石、魚」など
ド自然なものを扱います。
しかしそれは、ろ過器やLED照明、液肥、最新のテクノロジーの下支えがあってこそ、成り立っています。
植栽やトリミング、人の手が入る、実に人工的といえるような行為がそこにあるのです。

 

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そのような意味では、自然豊かな日本の里山もアホほど人の手が入り、人工的なんですよね。
棚田の風景、ごく普通の田園でさえ、かなり洗練された人工物です。

 

 

 

 

「人工的」ということばはあまりよい意味で使われませんが、
この分野では「人工的」であるということが、たいへん美しく面白いのです。

 

©AQUA DESIGN AMANO CO., 
ノートマン作「上弦庭」世界水草レイアウトコンテスト2013世界ランク26位   

 

 

 

 

文明の中の自然ー

自然素材と関わる創作によって、顧問も自然に対しての意識のありようがすいぶん変わりました。
水草水槽は今の時代に寄り添った、これからの創作表現だと言い切ることができるでしょう。
都市生活の中で、この僕らがいる世界を感じたい。もっとわかりたい。
そのための表現を、今後もむさぼってゆきたい。

 

 

 

 

そんなことはどーでもいいんだけどおー!

 

 

 

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