世界ランク17位の水草水槽の作り方 その1

顧問のタナカカツキです。

 

 

 

 

シリーズでお届けします。
世界ランク17位の水草水槽の作り方」はじまりました。
記事をいくつかに分けてお届けいたします。お楽しみください。

 

 

 

 

例年のごとく、CAJメンバーと山へ。

 

レイアウト素材を山からお借りします。

 

 

 

 

同時に、去年使った素材を山へお返しします。
お世話になりました。

 

今回もなんとな〜く岩組のレイアウトを考えております。
使用する石は素材としての新鮮さがほしいので
アクアショップで購入することができません。
自ら足で探すしか無い。
それもまた楽しいフィールドワークです。

 

 

 

 

おおよそのスケッチ。
iPadで指で描きました。(サウナ施設のリクライニングで)

 

ざっくりした図案ですが
この段階で、コンテストの勝敗は決まります。
いちばん大事で、いちばん時間がかかり、うんうん頭を抱えるこの段階を超えれば
あとは、いつものように淡々と作るだけです。

 

 

 

 

頭の中では完成形に近い絵ができあがっています。

 

一度見たら忘れられないような印象的で新規な造形イメージ
このコンテストではよい結果を出すことに直接つながります。
ようやく顧問もグランプリをとれそうな気になっております。(この段階では)

 

 

 

 

では、具体的な制作に入ります。
いつものごとく、水槽両奥に自作の給水カバー

 

この空間には、給水パイプや、ヒーター、CO2撹拌機などを収納します。
注水するときも、ここから。

 

 

 

 

毎年のごとく、底床用添加剤を撒いて

 

効果は未だによくわからないので、おまじないです。

 

 

 

 

空の水槽は真っ白なキャンバス
目の前にすれば、創作の楽しさが頂点に達します。

 

この世界の創造主がニンマリと腕まくり。

 

 

 

 

嵩上げのため、自作アクリル台を設置、溶岩石で固定
土に隠れてしまう部分なので、
見た目は気にせず。

 

隙間には、コットンを詰めます。
少しでもバクテリアが棲み着いてくれて、水質の維持に貢献してくれればいいな〜ってことで。

 

 

 

 

どんどん石を積み上げてゆきます。
場所によっては、硬化剤を使用し接着します。

 

紐やテープを使って接着剤が乾くまで固定します。

 

 

 

 

忘れてはならないのは、この時期、同時に水草素材を育てておくことです。

 

仕上げる段階で、水草が足りまへん〜〜!ってことにならないよう
素材は余裕を持って早い時期から育成しておくこおとが大切です。

 

 

 

 

では次回、「世界ランク17位の水草水槽の作り方 その2」
で、お会いしましょう〜!
読んでくれてありがとう〜〜