石組み猛特訓

顧問のタナカカツキです。

 

 

 

 

都内某所にて、「岩組み猛特訓」が催されました。

 

 

 

 

 

空の水槽に石を組む。 ただひたすら石を組んでゆくだけの猛特訓!

 

 

 

 

 

石組みの経験の在る方はおわかりだと思いますが
石の角度、配石で、その空間が良くも悪くもなる。

私達の美意識の不思議。

 

 

 

 

 

良い配石をするには
石を手にとり、手の中でぐるりと回して
石の顔を見定めることに始まります。
水槽の中の空間にどのように、どのような角度で配石すればよいのか。
手前なのか奥なのか、石同士の響きあいを感じながら。

 

 

 

 

 

一夜にして、 良い配石ができるようにはなりません。

それは、何度も何度もやってみて
長い時間をかけて習得してゆくものです。

だから特訓が必要。

 

 

 

 

 

ただ、石を置くだけなのに
必要以上の緊張感が会場に張り詰めています。

 

 

 

 

 

人の配石を見るということが、とっても勉強になるのです。

 

 

 

 

 

遠くは、愛媛から、大阪、京都から
この会に訪れる人がいる。

みんな頭がオカシイ。人生もっと大事なことがあるはずだ!

 

 

 

 

 

石を置くことが、OLの休日でいいのか。女性たちよ!

 

 

 

 

 

このあと、水を張るわけでもない。

純粋に石を組む特訓を繰り返す。
石を持って、何度も屈伸するため筋肉痛必須です!

 

 

 

 

 

しかし、我々は突き動かされるのです。 よい配石が出来るようになりたい!

日本美術がやってきた、石庭や生花みられる心奪われる奇妙な空間美。
あの感覚をつかみとりたいのです!

 

 

 

 

 

一日の体験だったけど、ちょっと何かわかったような……。