顧問のタナカカツキです。
顧問はサウナと水草水槽を友としております。
サウナと水草水槽は一見別のものですが
つきあっていると同じようなエッセンスを楽しんでいることがわかります。
どちらも箱のなかの自然とのつきあいです。
魂を開放する瞑想でございます。
同じ人間が好きになるものだから似てる要素は多分にあるわけで
このブログでも何度かそのような内容の記事をアップしました。
そんな前フリに合致するかわかりませんが、今回はミスト式水槽に関しての記事です。
ミスト式水槽に関して、記事にするのは初めてかと思います。
ミスト式とは 空気中の水分で水草を管理する方法です。
起ち上げから、水槽にヒタヒタと水を入れて管理するのではなく
ソイルに含ませた水分を水槽内に閉じ込めて、水上葉で水草を育成します。
近年は、このミスト式が私たちの間では標準化しつつあります。
カンタンにご説明申し上げます。
まずはカラの水槽から
(バックスクリーンは自作、青のグラデをプリンターで出力)
いつもの底床添加剤と使い古しの軽石
園芸ネットで覆って
ソイルと土留めの石
ソイルは「水草一番サンド」(安いし)
ソイルをモリモリに盛って、キリフキ
ザクザク植栽
ニューラージパールグラスをメインに 植栽が終われば
十分キリフキをして、蓋をする(水分を閉じ込める)
蓋はアクリル板でも、ガラス蓋でも、サランラップでもよいです。
完全密封します。
水分を外に逃がさないようにします。
照明はコケの心配がないので11時間連続照射。
自動タイマー このまま、ほったらかし管理。
立ち上げは以上です
(照明機器など、通常とは違う状態での使用になりますので自己責任でお願いします)
2週間ほど経ちました。
それほど大きな変化がありませんが
水草は元気よく、湿ったソイルに根を下ろしています。
40日経過で、こんなかんじ
ほぼほぼ、ととのったかんじです。
水草が水上葉で立ち上がり気味に成長しております
(この間、一度も蓋を開けることもなし、水分を足すこともなし、完全ほったらかしです)
この後、水を入れてフィルターを設置し、いわゆる通常の水草水槽管理に移行するのですが
その記事はまたあらためて投稿します。
ミスト式のメリットはなんといっても
立ち上げ初期の(まだ水草が少ない状態での) わずらわしいメンテナンスを
いっさいパスできることです。
活着性のあるモスなども、しっかり流木や石などに活着します。
換水なし、コケなし、フィルターなし、CO2なし、ヒーターなし
盛りソイルのなだれなし。
ミスト式のメリットについてもまたあらためて記事を書きますが
近年、私たちは水草水槽制作過程においてこの方式がスタンダードになりつつあります。
軽いから、移動も容易
昔からその方式でやってるよー!
なんて方もいるかと思います。
次回も同じような内容で、もう少しミスト式について
つっこみを入れつつ、投稿してみたいと思います。
では、顧問はサウナへ出かけてきます もちろん、低温高湿度のミスト式の方です