顧問のタナカカツキです。
水草水槽をはじめた頃
水槽内に生えるコケに悩まされてのを思い出します。
主に糸状のアオミドロというコケでした。
歯ブラシなんかで巻きつけて取ってはいたのですが
メンテを怠ると増え続けます。
せっかくの楽しい水槽なのに見るのがストレスでした。
↑ガッカリするよねw
ショップの店員さんや、本、ネットなので、聞いた知った情報を元に
しかるべき処置をしました。
コケはどうにかおさまったのですが、
水草水槽をやってるとコケには必ず悩まされるものなのだということも知りました。
「コケには必ず悩まされるもの」
いやだな~~
↑これが原因で鬱に!w
これから立ち上げる水槽も必ずコケが出る。
であれば、水草水槽なんてものは積極的に悩みを作る装置じゃないですか!
ところが
近年、コケに悩まされることはなくなりました。
ここ何年も、アオミドロをみることはありません。
水草水槽をやってると必ず悩まされるのがコケの発生ではない!と
今は思っています。
アオミドロはもう出ない。
コケは今でも
ガラス面に、あるいはパレングラスのフィルター部分に
薄っすらとつく程度に発生しています。
それは水槽内の養分、水の状態の確認であり
水草の成長を阻害するようなものではありません。
日々のメンテナンスで水槽は美しく管理できます。
以下、顧問の管理環境下において実践していることです。
コケの繁殖を抑える条件です
照明は強めの光を短時間(7時間以下)
毎日決まった時間に点灯
消灯後は真っ暗
ミスト式で立ち上げる(初期の豊栄養状態を避ける)
魚も少なめ、極小のエサ
水草をいつもモッサモサにしておく
半年に一度フォルターの洗浄
一度に大幅なトリミングを行わない
マメな換水
養分系ソイルの養分がきれたと判断した後は緩効性肥料
オトシンクルス、ヤマトヌマエビ(効果絶大)の助けを借りる
コケは悪いものではない。
いったんコケまみれになってしまった水槽が、しかるべき処理で徐々になくなる。
油膜もなくなって、水がどんどん綺麗に透明になる。
水草が生き生きとしてくる。
そんな
水槽の再生を目の当たりにすると
水草水槽の楽しさを存分に味わってる気がします。
コケのおかげで。