顧問のタナカカツキです。
毎年恒例となっている
「世界水草レイアウトコンテスト」の作品メイキング記事の時間がやってきました。
今年も皆さんに楽しんでいただけるよう、長くなりがちな記事を
ちょっと短めに、要点をギュッとまとめてお届けしようと思います。
これが今回の顧問の作品です。
©Aqua Design Amano Co.,Ltd.
世界ランク7位でした。
久々のシングルランクで、嬉しいです。
次につながる反省点もあったので
それも含めてこの記事でお話ししていきます。
まずはイメージ画の作成です。
昔はもっと細かく描き込んでいたんですが
最近はざっくりとイメージだけ描き起こして、実際の制作に取りかかる感じです。
頭の中ではもっと細かくイメージしてるんですが
やりながらでないと分からない部分もありますので
進めてゆきたいと思いいます。
グランプリを狙う顧問が気をつけたポイントをいくつか挙げてみます。
1. 水草やレイアウト素材の使い方に、誰かがマネしたくなるような新しいアイデアはあるか?
2. 圧倒的な独創性と印象を審査員に与えることができるか?他に類を見ない作品であるか?
3. 大幅な減点になるような部分がないか?
2. 圧倒的な独創性と印象を審査員に与えることができるか?他に類を見ない作品であるか?
3. 大幅な減点になるような部分がないか?
水草を健康的にきれいに育てましたよ〜的なレイアウトでは、このコンテストでは相手にされません。
創立者の天野尚氏がそうであったように「見る物を驚かせてやろう!」という制作者の革新的な作品
印象に残る作品だけが上位入選対象です。
これらを踏まえて、今回の具体的なアイデアはこんな感じです。
1. これまでにない色のバリエーション(概ね、緑を基調とした色彩の作品ばかりの中、浮くほど目立つように)
2. 白化させた流木を画面の中央にメインで使用(そんなの見たことない!)
3. 極端にうねらせない、直線的なシンプルな構図(だいたいの作品が自然感を強調するうねりを基調をしているので、これも印象に残るでしょう)
4. ピンクの小石や黒い砂を彩りの一部として大胆に使う(4種類の小石、2種類の砂、水草素材でないもので色彩を増やす)
5. 縦割りではなく、横割りの比率で構成(後の記事で説明します!)
2. 白化させた流木を画面の中央にメインで使用(そんなの見たことない!)
3. 極端にうねらせない、直線的なシンプルな構図(だいたいの作品が自然感を強調するうねりを基調をしているので、これも印象に残るでしょう)
4. ピンクの小石や黒い砂を彩りの一部として大胆に使う(4種類の小石、2種類の砂、水草素材でないもので色彩を増やす)
5. 縦割りではなく、横割りの比率で構成(後の記事で説明します!)
アイデアの中には、審査員が嫌がる要素(わざとらしい人為的造作)もありそうですが、やってみます。
方向性はこれで決まりました!
準備に入ります!
次回をお楽しみに!
世界ランク7位の水草水槽の作り方 その2
顧問のタナカカツキです。
前回の続きです。
制作の方向性が決まったので、早速準備に取り掛かります。
今回はメインのレイアウト素材に白い流木を使うことにしました。
でも、この白い流木って、世の中...