世界ランク7位の水草水槽の作り方 その2

顧問のタナカカツキです。

 

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

 

制作の方向性が決まったので、早速準備に取り掛かります。

 

今回はメインのレイアウト素材白い流木を使うことにしました。
でも、この白い流木って、世の中に流通していないんですよね。
なので、自分で作るしかありません。

 

 

 

 

実は2019年の作品でも、白化させた流木を使ったことがあります。

 

フィルムや印画紙などの感光材料するための濃縮現像液に長時間浸して
白化させました。

ところが、水に沈めてから、2〜3ヶ月したら
ヤマトヌマエビにツマツマされて、表面が崩れてしまったんです。
この方法は続けられないなと思い、やめました。

 

 

 

 

その白化させた流木はまだストックがたくさん残っているので
今回はそれも補助で使いつつ

 

 

 

 

 

新しい試みとして
いっそのこと白く塗っちゃおうと決めました。
池の造作などで使う塗料で、生体にはほぼ影響ないであろうと見込んで
流木に直接色を塗る
ことにしました。

 

バッキバキの白!風合いは水に沈めていると自然に苔などがついて
いいかんじになることを期待してます。

 

 

 

 

一応、検証もしていて、白く塗った流木を1ヶ月ほど水槽に沈めてみました。
多少コケもつき、生体への影響はなく、安心して使えることが確認できました。

 

 

 

 

 

白化させない普通の流木も使います。
これらは汚れを取ったり、磨いたりして、きれいな状態にします。

 

しっかりとした溝のある流木だけを使用します。

 

 

 

 

また、小石なども色や質感で選別して、使いやすいようにしています。
基本的に流木、石などの素材は流用です。

 

 

 

 

 

今回新しく買った石は、薄ピンクの風合がなかなか良い感じで、

 

レイアウトに使うのが楽しみです。

 

 

 

 

ストック水槽や窓際の発泡スチロールで、大事な素材となる
水草もしっかり育成しておきます。(水槽に沈めて育成しておく必要はありません)

 

毎日、コツコツ準備。

 

 

 

 

この、9月〜11月が、大切な準備期間となります。

 

 

 

 

次回へ続きます!

世界ランク7位の水草水槽の作り方 その3
顧問のタナカカツキです。 前回の続きです。 顧問は日々感じていることですが、この「世界水草レイアウトコンテスト」は いかに丁寧な事前の準備できるかが問われる「世界水草準備のコンテスト」だと 思っております...