こんにちは、部長のマックスです
前回の振り返り
前回その6では植栽後のトラブルの解決方法について書きました
今回その7では注水から完成までの過程を一気にお伝えします
💧 注水後の楽しみ
完成したハードスケープに
注水
注水した時にでる
水上葉の酸素の放出
水中葉の光合成による酸素の気泡も好きですが
注水のタイミングだけに見ることが出来る
ダイナミックな酸素の放出も水景制作の楽しみのひとつです
🌿水草の植栽
ニューラージパールグラスの水中葉への展開と並行して
後景の有茎草や前景のシダを植栽
使用した水草はこちら
下草
🔹ニューラージパールグラス
前景・中景
🔹ミクロソリウム・トライデント
🔹アヌビアス・ナナプチ
🔹ルドヴィジア・レペンスルビン
後景
🔹ヘアグラスショート
🔹パール・グラス
🔹グリーン・ロタラ
🔹ロタラ・インディカ
🔹ロタラ ロトンディフォリア・レディッシュ
🔹オレンジ・ミリオフィラム
🔹ミリオフィラム・マトグロッセンセ
🔧トラブルシューティング
そして、ここでまたトラブル発生
この作品の見どころである断層の先端箇所
この先端の木化石に貼り付けた
漂白流木片の色も本来の流木の色に戻ってきてしまったので
こちらも対策を考えました
今回はすでに注水してしまっているため
陶土流木を貼り付けるには水を抜いて木化石を乾燥させる必要があります
しかし、それでは水草や生体に負担をかけてしまいます
そのため、水中で対応できるアイデアが必要となりました
そこで考えたのが
今回もオーブン陶土を使ったアイデアです
フロッタージュ技法を用いて
木化石に引っ掛けるように使用するカバー型の陶土流木を制作してみました
数パターン制作して
一番しっくりきたものを採用
カパッと嵌めて
差し替え完了!
仕上げ作業
あとは、最終イメージを意識しながら
トリミングしたり、差し戻ししたり
仕上げていきました
🐠 魚はナノストムスベックホルディを導入
温和な性格で飼育しやすいのをはじめ
細長いフォルムや群れで泳いだ時の美しさから
ここ数年お世話になっています
📸撮影
水草の状態が良いタイミングにあわせ
撮影準備して
パシャリ
トラブルも多かったですが
なんとか出品する事ができました
その8(最後のまとめ)につづきます