世界ランク17位の水草水槽の作り方 その3

顧問のタナカカツキです。

 

 

 

 

世界ランク17位の水草水槽の作り方 その2
顧問のタナカカツキです。 前回のつづきです 日々、淡々と石を組んでゆきます。 間違った配石をしてしまうと、後戻りできないので 角度を揃えて慎重に接着してゆきます。 離れて...

前回からのつづきです。

 

 

 

 

 

おおよその骨組みができたのでソイルを投入しました。

 

ソイルが入ると、全体の印象も激変しますので
さらなる微調整をします。

 

 

 

 

側面からみると、こんなかんじ。

 

かなりの急勾配です

 

 

 

 

石と石の隙間からソイルが滑り落ちないように
コットンをチマチマと詰めてゆきます。

 

硬化剤で接着した部分に、浴室用の補修材を上塗りしております。
乾けば、柔軟性を持つゴム状になり防水性能を保ちます。

 

 

 

 

サイドビュー

 

有茎草をたっぷり植栽できるよう
サウナのひな壇のごとく、スペースを設けます。

 

 

 

 

ソイルは全部で18リットル(大きいサイズ2袋分)使用しました。

 

いよいよ植栽の段階へ進みます。

 

 

 

 

と、その前に、全体のレイアウトの最終確認です。
撮った写真を見直し、しっかりとしたコントラスト
「影」が表現できているかトップランカーはここの競い合いをしている!

 

 

 

 

 

 

その影は
ある一つの造形テーマを貫き、全体に強い印象として際立っているか
などを確認。

 

うん!これは世界のトップ圏内だな♡

と、この時点では思っている。
そして、軽いおつかれさま宴会も終了。

 

 

 

 

さて、地面づくり、いつものニューラージパールグラスを使用。

 

 

 

 

 

窓辺、発泡スチロール内で育成させておりました。

 

十分余裕のある分量です。
素材はあらかじめ育成して準備しておく必要がります。
世界水草レイアウトコンテストは計画と準備の芸術です。

 

 

 

 

霧吹きで、ソイル全体を湿らせます。

 

ソイルの量が多いので、霧吹きでは間に合わず
レイアウトを崩さないように水道から直接水を入れました。

 

 

 

 

ピッタリのガラス蓋(特注)で水分を閉じ込め、水槽内の素材に水を吸わせます。

 

しばし放置。

 

 

 

 

いよいよ植栽。

 

面積が広いので、ピンセットを使ってられません。
ちぎって、手でポンポン置いてゆきます。

 

 

 

 

のちのち、有茎草を植栽するスペースにも置いてゆきます。
まずは、急勾配、ソイルが崩れ落ちないように地面を固めること優先。

 

 

 

 

 

次回に、つづきます