顧問のタナカカツキです。
前回からのつづきです。
おおよその骨組みができたのでソイルを投入しました。
ソイルが入ると、全体の印象も激変しますので
さらなる微調整をします。
側面からみると、こんなかんじ。
かなりの急勾配です
石と石の隙間からソイルが滑り落ちないように
コットンをチマチマと詰めてゆきます。
硬化剤で接着した部分に、浴室用の補修材を上塗りしております。
乾けば、柔軟性を持つゴム状になり防水性能を保ちます。
サイドビュー
有茎草をたっぷり植栽できるよう
サウナのひな壇のごとく、スペースを設けます。
ソイルは全部で18リットル(大きいサイズ2袋分)使用しました。
いよいよ植栽の段階へ進みます。
と、その前に、全体のレイアウトの最終確認です。
撮った写真を見直し、しっかりとしたコントラスト
「影」が表現できているか←トップランカーはここの競い合いをしている!
その影は
ある一つの造形テーマを貫き、全体に強い印象として際立っているか
などを確認。
うん!これは世界のトップ圏内だな♡
と、この時点では思っている。
そして、軽いおつかれさま宴会も終了。
さて、地面づくり、いつものニューラージパールグラスを使用。
窓辺、発泡スチロール内で育成させておりました。
十分余裕のある分量です。
素材はあらかじめ育成して準備しておく必要がります。
世界水草レイアウトコンテストは計画と準備の芸術です。
霧吹きで、ソイル全体を湿らせます。
ソイルの量が多いので、霧吹きでは間に合わず
レイアウトを崩さないように水道から直接水を入れました。
ピッタリのガラス蓋(特注)で水分を閉じ込め、水槽内の素材に水を吸わせます。
しばし放置。
いよいよ植栽。
面積が広いので、ピンセットを使ってられません。
ちぎって、手でポンポン置いてゆきます。
のちのち、有茎草を植栽するスペースにも置いてゆきます。
まずは、急勾配、ソイルが崩れ落ちないように地面を固めること優先。
次回に、つづきます