世界ランク47位の水草水槽の作り方 その1

こんにちは部員のハヤセです。

 

 

 

 

先生に続いて学生水槽のメイキングをお送りさせていただきます。
よろしくお願いします。

 

 

 

 

学生水槽は今年も引き続きハヤセが担当しました。

結果は47位!日本人7位

応援、お手伝いいただいた皆様、また、順位をつけてくださった審査員の方々
運営の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

では、今年のメイキングと解説も同時に行っていきます!
記事の中でこれが評価される!ような事を言いますがあくまで私個人の見解です。

まず事前に分析をしました。
ここ2.3年の作品の傾向を見ていると

・大きくて印象的な素材

・目立つシルエット

・自然的な力強さ

を感じる作品は評価されている! 

これが最近の水草レイアウト界のトレンドや!
I A P L Cは水草レイアウト界のパリコレや!!
オレもそのランウェイ(T O P100)を歩きたい!!!

 

…はい。脱線しましたがこのように自己分析をしたうえで
目標をたて自分のモチベーションも上げていきます。
そして、やはりトレンドというのは審査員が全ての作品を並べ
TOP100を選定する際に重要になるのではないかと考えています。

 

 

 

 

なぜここ最近、大きくて印象的な素材
わかりやすいレイアウトというのが増えてきたかというと
大きくて印象的な素材っていうのはそれだけ目立つということなので
おのずと目に止まりやすくなります。
さらに大きい流木や石は過酷な環境でも負けない力強さだったり
はたまたどうしてこんな環境にこんなものがあるのかと見ている側の興味を惹いたり
ストーリーを感じさせることができます。
こういうのみーんな大好物じゃないですか!

 

そしてわかりやすいデザインと言いましたが
実は水草レイアウトって石や水草だけでも色々な種類
質感がありデザイン的にゴチャゴチャしがちなんです。
そのゴチャゴチャを正しく美しくしていく作業が必要となります。
デザイン的思考でレイアウトを制作していくというのが近道!となります。
それだけで言うと今年の私の作品は自己採点40点ですね…
そういった面はやはり上位の方々やADAのクリエイターの方々はとても上手いと
思っています。

 

 

 

“え?じゃあトレンドの作品を作らんと入選でけへんてこと!?
そんなん全部同じ作品しか生まれへんやんけ! 
と思われる方もいると思います。
安心してください。ここまではあくまで基礎の部分です。
トレンドと基礎デザインを理解することで初めて魅力的な
オリジナリティが形成されていくと考えています。
服を買うときにとりあえずトレンドの服を買って
その後にこだわりのアイテムを身につけて自己表現していく感覚ですね。

 

 

 

 

それを踏まえてレイアウトを考えていきます。続く…