こんにちわ、部長のマックスです。
「マックス水槽メイキング2016 体験編」 その1です
人の心を惹きつける作品をつくりたい
より高い順位を狙いたい
そこにつながる制作のヒントが欲しい!
遡る事、1年半前
2015年の夏の終わり
少し遅めの夏休みを頂き
佐渡島へ行ってきました
目的は
天野さんの写真集を見てから
いつか足を運んでこの目で見たいと思っていた
佐渡の海(尖閣湾)と森(原生林)、そして金剛杉
そして、その体験を
作品制作に活かしていく事
今回は最初に訪れた
尖閣湾をレポートさせていただきます
新潟港から佐渡汽船に乗る事
2時間30分
佐渡島両津港に着いたら
そこからさらに路線バスで50分
すると、外海府海岸と言われる50kmに及ぶ海岸段丘が見えてきます
その中でも景勝地として名高い場所が
全国渚百選に指定されている 尖閣湾です
高さ30m
ど迫力の岩礁が作り出す断崖絶壁
目の前の
造形から
遥か向こうの眺望まで
見所のみ
圧倒的スケールの
美術作品の中に放り込まれたかのような感覚
どこに目をやっても
鳥肌が止まりません
波音と潮風が
体を打ち付けるリズム
日差しのうつろいによって
刻々と表情を変える風景
五感すべてに訴えかけてくる
自然がつくり出した美術作品の中に
溶けて吸い込まれ
取り込まれていくような感覚
こんな作品が
つくれるようになりたい!
どうやってこの景観がつくり出されたのかを理解して
自分の作品に役立てたい!
自然の摂理を理解するべく
尖閣湾がどうやってつくりあげられたか
その過程を想像してみる
体積した砂が海底で岩盤となり
地殻変動によって 隆起し島となる
繰り返し打ちつける荒波によって
侵食され
遮るものなく
ダイレクトにぶつかる強風によって
風化していく
多様な自然現象が複合的に影響しあい
45億年かけてつくりあげられたこの風景を
わずか半日で理解しようなんて
無理!
半日で理解しようとしたのは無理だったけど
体験を通じて
再認識させられる事がありました
それは
この風景が
45億年かけて
コツコツと
つくり上げられてきた事
昨日と今日の違いなど全くわからぬほど
ゆっくりと
ここで僕が心動かされたものの正体は
コツコツと積み上げられた時間なのかも
尖閣湾さん
勉強させていただきました
日も暮れてきたので
明日の為に
路線バスで移動します
次回は、原生林(新潟大学演習林)トレッキング
続きます