刻まれた生活習慣

顧問のタナカカツキです。

 

 

 

 

私は朝4時に目覚め、午後まで作業に励みます。

 

その後はサウナで心身を癒したり、友人と語らいながらのんびりした時間を過ごし
夜は早めに床につきます。

 

 

 

 

ふと考えると、江戸時代の庶民も同じように日の出前に起床したようです。

 

 

 

 

 

繁忙期を除けば2〜4時間ほど土に触れ、農作業に勤しんでいました。

 

 

 

 

 

 

残りの時間は村の仲間と井戸端や囲炉裏を囲んでおしゃべりを楽しみ
食事を共にしながら家族や仲間との絆を深めていたといいます。

 

また、祭りや儀式を通じて季節の移ろいを感じ
自然と共に生きる日々を満喫していました。

 

 

 

 

雨の日には家の中で布を織ったり籠を作ったりと手仕事に精を出し
それが家計を支える大切な役割を果たしていました。

 

 

 

 

 

現代に生きる私が水草のレイアウトに数時間を費やすとき

 

心の底から穏やかな安らぎを感じます。

 

 

 

 

これは、在宅でリモートのマンガ家として早朝から作業をこなし
午後には仲間と語らい、夜は早めに休むという私の生活が
江戸時代から連綿と続く庶民の生活習慣と深く結びついているから
かもしれません。

 

 

 

 

 

私たちのDNAには、先人たちが培ってきた暮らしの記憶が刻まれており
その共通点が今も私たちの心に安寧をもたらしているのでしょう。

 

同じ太陽の下で繰り返される日々の営みは、時代を超えて
私たちを繋いでいるのかもしれません。